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聖地巡礼記:R.O.D@国立国会図書館東京本館 東京最深部に潜れ!

今年はよく、国立国会図書館で漫画を一日中タダで読むという、漫画喫茶よろしくな、貧乏じみた行為をしていました

国立国会図書館といえば、テレビアニメ版R.O.Dで、読子さんが潜伏していたところです

そんなわけで、いっしょにR.O.Dの巡礼もしてきました

いやぁ・・・読子さんがここに潜伏した気持ちがよくわかります・・・ここは快適です・・・地上の楽園です・・・ここから出たくない・・・本だけ読んで暮らしたい・・・

さて、皆さん、この東京で一番深い地下はどこかご存じですか?

なんと驚け、国立国会図書館なんですよ

読子さんは、東京一深く、日本一、本が集まるという、読書狂(ビブリオマニア)が引きこもりライフを謳歌するのには最高の環境で生活していたのです!

あぁ・・・!そら、迎えに行っても逃げるわな!

国立国会図書館東京本館を参観(見学)する!

読子さんが潜伏したいたところは、蔵書エリアで一般の人は立ち入り禁止

身一つで行ってもそのまま入ることが出来ませんので、しかるべき手順を踏まなければなりません

>>東京本館の参観(見学)について|国立国会図書館―National Diet Library

こちらで、一般向けの参観に申し込まなければなりません

いまどき時代遅れというか、らしいというか受付は電話のみです

開催日も平日のみなので参加するのが難しい人もいるでしょうね

申し込みは一ヶ月前までにとの記載がありますが、私が電話したときの対応だとどうやら、定員が空いていれば近日中でも受け付けてくれるようです

私が見学申込したときは、二週間くらい先に空きがあり、ちょうど都合の良い日だったので予約しました

 

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アニメ中でも出てきた看板

見学は、一般利用者が使う正面入口ではなく、脇にある職員通用口にて、受付と普段と違う環境なのでワクワクさせてくれます

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受付口

今回、申し込みしたときは参加者は私のみとのことでしたが、他に女性の方が一人いました

案内の女性の話によると、午前中は学生さんの集団が見学に来たそうです

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少し時間があったので、中を散策していると、国立国会図書館のミニチュアがおいてありました

しばらくすると、担当の女性があらわれ、個室へと案内さます

そこで、国立国会図書館の資料と説明、注意事項をプロジェクタースクリーンを使って説明されてから

いよいよ蔵書区域へと行くことになります

蔵書区域があるのは、右の青い建物(新館)の地下になります

なお、普通の利用者区域にも、テレビアニメ版R.O.Dで出てくるシーンはあるのですが、そこは撮影禁止とのことでした・・・残念・・・

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エレベーターは地下8階まであります

地上部分より長さがあります・・・

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また、地下に行くときは、衛生上の理由とのことで、このような足袋を渡されました

チェックが厳しい…

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中は吹き抜けになっており、地下から天井を見上げた写真

まるで、ビルの中にいるような錯覚を覚えますが地下です・・・

光の間という呼び名の場所だそうですが、洒落てますね

深さは30メートルあると行ってました、だいたい10階建てくらいの高さ

空調は24時間大勢で使わずに、蔵書を保管してるのだそうです

地下にあるので、夏でも涼しく、意外と旅行な環境とのことですが、東日本大震災前までは使っていたそうで、電気使用に関する世間の風向きが厳しくなったのが理由なのだとか

これは、図書館だけでなく、美術館や博物館でも抱える頭の痛い問題だそうです

考えたことなかったなぁ~

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地下最深部はこんな感じで、人気がありません

製本した古新聞を蔵書しているエリアだそうで、資料請求があれば出すそうですが

ま、古新聞なんかそうそう、読む人なんかいませんよね~

作中で読子さんが生活していたのも、この地下9階エリアです

この、人気のないエリアのどこか一角に、読子さんとナンシーが時間無制限本読み放題引きこもり生活をしてるのかと思うと羨ましい…

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そして、次は上の階へ…

上の階は人気があり、人が行き来しています、人気のある本が収められてるようです

このベルトコンベアに載せて、地上階の私達の手元にまで送られてます

舞台裏を見るのって楽しいですね

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他にも、マイクロフィルムが収められてる一角もありました

国立国会図書館の業務には、日本中の本を管理するだけでも大変でしょうに…(地方自治体の冊子とかもおいてあるんだぜ!)

長く使えるように修繕やマイクロフィルム化(てっきり今の時代、電子本化するもんだと思ってたが、まだしてるらしい)、新聞も傷まないようにでしょうかね…さっきのように本にして保管されています

年々、予算が削減されてるといってたのに、大変だよなぁ・・・

僕達が、いつまでも欲しい情報を行けば得られる所として頑張って欲しいです

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本の山の中を説明されながら、ぶらぶらしていたら、今度は雑誌の保管エリアへ・・・

案内係の人が、サンデーの雑誌第一号を手にとって見せてくれました

修繕された形跡があり、かなりボロっちかったです…

聞くと、この本も、資料請求すれば上(利用者エリア)で読むことが出来るよとのことでした

皆さん、単行本化されなかったり、修正が入ったりした漫画を読みたいときは、国立国会図書館に来ましょうね

舞台探訪は以上となります、以下、当ブログ恒例の雑談

国立国会図書館Q&Aコーナー

さて、案内はこれにて終了となり、また最初の個室へと戻り今度は質問タイム

いろいろと、面白い話を聞けたので勘定書き

年間利用者数は?

50万人

外国人でも使えるの?

使えるよ、よく来てるね

こんだけ本があるのに、どうやって本を探して利用者に届けてるのよ?

人力で探してるよ

地上まで送るのはベルトコンベアだけどな

今まで出版された本は全てあるのかね!?

発行者が、納本制度を知らないため、納本されないこともある

あと、著作者がよく分からなくなってる本とかもあって、そういうのは管理が大変なんだよね~

貴重な本もあるの!?

貴重な本というのが、どのような定義の物か分からないが、国宝のような類の本はないよ

雑誌付録はちゃんと付いてるのかね君!

大事に一緒に保管している

例えば、CDなども見れるようになっている

デジタルな物も納本されてるのか?

受け付けているが、知名度が低くあまりされてないのが現状

・・・と、何故かそこで、参考データを私に見せるため、資料検索ソフトからゼルダの伝説と検索する、案内係

音楽CDありますけど、あくまで学術的な利用?のためであり、趣味での試聴はできないのだとか・・・

なんじゃそりゃ~

どんくらい深い?

東京一深い

大江戸線の六本木駅も深い(地下7階)がそこより深い、地下30メートル

東京礫層と言うところまで掘っていて、建物は古いが地震に強い

ただし、東日本大震災のときは蔵書が180万冊落ちて、めちゃんこ大変だったとのこと

 

スクリーンショット_110315_064005_PM

www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/__icsFiles/afieldfile/2012/04/13/pr120412.pdf

検索したらこんなのが出てきたよ!うわぁ…

日本中の本をここに集めてるだなんて…キャパシティは足りてるの…?

5年毎に蔵書の保管計画を立てているが、まだまだ大丈夫ですとのこと

建物の構造も、2階分の高さを3回分にして、効率よく管理・収納できるようにしてるのだとか(積層書架というらしい)