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聖地巡礼記:ねじ式@太海 東京近郊にまだこんな漁村が残ってるのか!と別世界に驚く

昔、房総半島を自転車にて一周したことがある

そのとき、つげ義春「ねじ式」の舞台となった漁村があると聞いていたので、旅程の中に太海を目的地の一つと決めて向かうこととした

漁村:太海を散策する

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太海駅についたのが、朝7時ころ

田舎だが、始発はもう動いていた

千葉は千葉駅辺りまでは、東京都と同じように開発され、人がひしめいているのに

そこから南へと、房総半島に向かうと、急速に工場と畑や田圃がある、田舎の風景に変わっていく、都会と田舎が交じり合った不思議な場所だ

太海も、今の時代、関東にこんな場所があるのか(それには地方から出てきた思い込みもあるのだろうが)と驚かされる、ぶっちゃけど田舎な風景が広がっている場所であったが、JRが決めている、東京近郊区間にはこの太海駅も含まれている

村の方へ向かい、海へ出る

朝焼けと海と、街のひなびた風景のコントラストが美しい

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家の前の道路で、何かを燃やしている人が居た

都内ではありえない、なんとも長閑な人の営みを垣間見ることができる

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ねじ式の舞台となったところは、何処か何処かと彷徨っていると鳥居を見つけたのでふらりと入ってみる

木造で出来た、ボロボロの神社があり、なんとも漁村臭くてよろしい

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壁を見ると、何故出来たのか不思議な穴があった

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高台にあったため、眼下を見下ろすと、太海の町並み海が広がっている

向こうにある街は、鴨川だ

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女子高生が自転車通学していた

この田舎の独特の長閑な風景とマッチングしていよろしいと思います

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左にあるのは、地元のお宿である江澤館、古臭いが奇抜な景観をしている

そして、この田舎らしい路地裏がたまらん

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ねじ式の舞台となった路地裏

と、ふらふらしていたら、やっと見つけた、ここがねじ式にて、村の中を汽車が走る抜けるシーンの所のモデルだそうだ

今となっては、木造の家屋も、近代的なコンクリート製の建物になってしまっていて、面影もほとんどないが・・・

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太海には著名な人らが滞在した記録があるんだよとのことで、案内板が各所にあった(残念ながら、私の悪い頭では、まったく知らない人たちだったが・・・)

つげ義春氏についての、案内板もここにあるのだが、前に車が置かれてよく見ることができなかった・・・残念

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名勝;人右衛門島へ渡る

ここからは、完全にねじ式が関係ない旅行記になるが…

なんと、この太海には離島への航路がある

・・・といっても、すぐ目の前にある島で泳いでも簡単に渡れる距離にあるのだが・・・

景勝地として今でも、シーズン中は団体客が来るそうだ・・・私が行った時は誰も居なかったけど

この島は、個人の持ち物で今でも島に島主が住んでいる、なんと38代目だというから驚きだ

鎌倉時代にはもう住んでいて、源義経を匿ったという伝説があるのだとか(・・・といてもあくまで、伝説、ほんとかどうかはわからないらしいが)

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この青いボートで渡ることになる

恐らく、手描きのペンキで書かれたと思われる文字で、よもぎやま号とある

手漕ぎだと聞いたが、普通にガソリンボートだった

乗客は私一人だけ、その上、早朝だったから一番乗りだ!

しばらく、船の準備でまたされる、船頭さんと雑談しながら過ごす

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隣には漁港の窓口があり、なんとも生活臭の漂う待合所だ

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いざ!人右衛門島へ!

出発時点で、既にもう、目の前だが・・・・

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到着すると、島側の待合所があるが、小さい島なのに存外立派だ

中は、食事処や、売店になっている

島ではバーベキューなどができるらしい

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入湯&渡船のチケット

1350円なり、増税後もこの価格を維持しているようだ

リーズナブル・・・というか元の値が高い

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島主の家

1704年に建てられたという、島主の家、今でも家人が住んで入るが、観光客に一部開放されており、見学することができるので訪れてみた

変に小奇麗にされておらず、当時の家屋がどういうものか体感できて良い

島の植物は、何故か一部、南国っぽいんだよな

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源義経が隠れたという伝説が残る祠

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太海の漁村の全景、本土へ戻る

島の散策を終えて帰ろうとしたら、他の観光客が来た

どうやら、手漕ぎのボートもあるらしい

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帰りは私も手漕ぎのボート、船頭さんとまた雑談しながら、本土に戻る

たしかに、なんだか趣があっていいかもな

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この後、鴨川へ向かい、輪廻のラグランジェの聖地巡礼をした

太海の地は、なんとも、手頃でエキセントリックな田舎の漁村だった